父との思い出
2015.08.23(Sun)
幼いころの事しかホンワカしたいい思い出は浮かばない。
そのひとつ。
父はコンテナ船の船乗り

3カ月ほど留守になる。
その代わり、休暇となると1カ月は有ったかと?
スケジュールによっては神戸港や玉野港に二、三日停泊したり、ドッグに入る。
小学低学年だったかと思う。
夏休みだったのかな?
おぼろげですが。
神戸港に停泊していた時、
父は仕事(当直だったのかなぁ?)だけど、船に泊まりに行くか?と言う事になって
お船に行きました

船内を見学して・・・
そう、日曜日だったのよ。
なんで覚えているかと言うと、「サザエさん」!!
談話室みたいな所にテレビが有って、乗組員の人が4,5人いらしたかな?
何かの番組を見ていたのだけど父が
「すんません、サザエさんにかえてもよろしいやろか」みたく、チャンネルを変えたのでした。
すると、へへへ、1人席を立ち、次の人も・・・・で誰もいなくなって
子供ながらにちょいと恐縮した記憶
で、お風呂も父と一緒に入ったなぁ

鉄の壁に囲まれた・・・
食事は食堂?へ行ってコックさんに「娘です」って言ってたような

で、父は仕事に着き、私は父の部屋(二人部屋??)で寝る事に。
二段ベッドだし、狭いんだけど船だから色々工夫がされている室内を見て回ったな。
母が、きっと時間持て余すから何か本でも持って行きと言われて持って行った本は!
何故か体育の本!
泳ぎ方とか走り幅跳びの飛び方等々が載っている…
自分ながらなんでこんな本持ってきたんやろ?と思ったわ

今でもなんでぇ?って可笑しくなるね

そして慣れない二段ベッドの上段で眠れないし
デッキに出たくて起きだしてこわごわ?デッキへ出たら丁度父が巡回していて
「お?眠れんのか?」って聞いたっけ?
デッキから見た神戸のネオンは奇麗だったよ

遅くまで仕事してるんや・・・って思ったな
そこら辺までしか記憶にないのですけどね

中学のころからか、父の事好きでなくなったから
なんか貴重な思い出のような気がするわ

今日 日曜と言うのも有って、ふと思い出した事でした

暑さぶり返しました


スポンサーサイト