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夕陽に向かって

翳り始めた太陽に向かって家路についていた17時前。
なんだか、心の中に有った雲がさっとひいたような、爽やかまではいかないけれど
そんな感じになっていました。



15時で職場をあがらせてもらって、次に使う点滴の説明を聞くために病院へ行きました。
そのあと、点滴をするのかどうか聞いていなかったので晩ご飯は昨夜カレーを作って・・・・

きちんと紙に書いて説明してくれて、次のお薬はアドリアマイシン(ドキソルビシン)というもの。
(ドセタキセルではなかった)

3週間ごとに打つ。時間は30分ほど。

副作用は今と似たような感じだけれど、要注意は白血球減少のための発熱。
打った翌週くらいに出るかも知れなくて、発熱した時の為の薬は出るけれど、すぐに病院へ連絡を、とのこと。
吐気は前回の薬よりきつくなる。
心臓に負担がかかるので最初はエコーを取ってから摂取。

脱毛、だるさ、味覚障害等々。

でも。
これでガンが消えるのではなく、半分以下になる確率が40~50%。
これは前の説明されたのを見返しても同じだった。

そこで私は はたと気付いた・・・

そか。
これは「延命治療」なのだよ。と。
ガンが全部は消えないのね…と、先生と話している時は思いつかなかった。
抑えるだけなんだな。今頃気づく・・・
いや、完治しないのはわかってはいたけど。

これを5サイクルする。と言う事は、約半年はまだ生きられる?
なんてもね。

先生は「効いてくれるといいですね、期待しましょう!」と言われ
「後が無くなってきてる」と言ったら
「まだ(薬)あるから」って。


そうして 患者さんもほとんどいなくなった病院を後にして

話を聞くまでは最悪の事も言われるのではと覚悟もしていて憂鬱だったけれど
次の治療方法が決まった(わかった)安堵感と、
私の「勘」ではまだ逝かないなって思えているのも有って

久々にちょっとだけ夕方の余裕のできた時間と、春を思わせる陽の暮れに
心がスゥ~っとなって、夕飯の支度も明日の食糧の買い物もしなくていいので
ちょっとだけ遠回りして 夕陽を追いかけて帰りました






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わさび☆

Author:わさび☆
2004年に乳がんを発症、手術・抗がん剤・放射線治療をしましたが、2009年に骨転移そして、子宮、肝臓にも転移。もう抗がん剤もあとがありません。
どこかにちっぽけな「私」という存在を残したくて……
こんな「私」も生きていたのよ…って。

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