2013.03.30(Sat)
ミー吉は一度だけ一泊二日の外泊をした。
と言っても避妊手術のための病院でだけれど。
手術は一度「さかり」を迎えてからの方がよいと本に有ったがそううまくいくかどうか・・・・
けれど、それがまた、うまくいったのである!
いつもの日常でいつものように過ごしていたミー吉が
突然玄関マットの上にひれ伏して、いつもと全然違う鳴き声を発した。
夜の10時頃だったろうか?!
私も両親も一階で居てその変わりように驚き、
「どうしたん?!」
「どこか痛いのん?!」
父は「病院へ連れていけ!」と怒鳴る。
私もどうしたことだろうと不安もあったが、一方で、ご飯は食べているし・・・
でもどうしたん?!
夜だけれど、動物病院に電話をしてみたら親切な女性の方が応対してくれた。
状態を説明しご飯も排せつもできている、ただ、突然床にゴロゴロと変な泣き声で伏していると伝えると
・・・・・「あ、たぶんそれは【さかり】ですわ」
「は?!」と一瞬私は絶句し、直に「あーーそうなんですかぁ!」と胸をなでおろしたのだった。
「すぐに治まると思いますがもし違うといけないので往診しましょうか?」とも言ってくれたが
様子を見る事に。
「さかり」という状態を目の当たりにしたのは初めてであったので、そうか、こういう風になるのか?!と。
どれくらいの時間が経った後だったか、ケロンと、いつものミー吉に戻った時には
家族三人吹きだしたのであった。
が!!猫でも、「女」なのだ!
父の事は殴られたせいもありあまり好きではなかったのに、しばらくは父の後ばかり追いかけて行っていた!
それには へぇ~、人間の男でもいいんやぁ?と感心したものだ。
それからほどなくして病院へ連れて行く事になった。
念の為一泊しますと言われ次の日迎えに行くと
よたよたと頼りない歩き方、しょぼくれた表情・・・・
でも家に帰るとホッとしたのか、必死で?毛づくろいをしていた。
これが最初で最後のミー吉の外泊であった。
久しぶりに人間だけの家の中、妙に静かであったな。
一方部下である私は2004年にミー吉が来てから初めて家を空ける事になる。
これまた入院のためであった。
「みーちゃんに留守にする事ちゃんと言うて行きよ!」
と、母に言われ、一応「ちょっとね、1週間ほどおらんけどね、待っててね」位の事を言った記憶…
入院中、家に電話をかけると、母が
「ミーちゃんここにいるよ~声かけてやって」と言うので
「ミーちゃん!私よ~」
「なんか、怪訝そうな顔してるわ~」と母。
後は2006年のGWに初めて一人旅を決行した。
それから毎年行くようになった。2010年まで。
普段外食して夜遅くなる時もミー吉は寝ずに私を待っていた。
母からその様子を聞いたのであるが、玄関でじっとドアを見つめているそうだ。
「もうすぐ帰るからもう寝ときなさい」と言って「そうか~?」的に母の部屋で居たとか。
でも、私が帰るとぬ~っと玄関に出てきたりしていた。
帰ったんやねとでもいいたげな表情で、安心したのかそれからちゃんと眠りについていた。
旅行の時も玄関でじっと待っていたそうだ。
「今日はね、姉ちゃん帰らんからはよ、寝よ!」と母がいい聞かせていたそうだ。
母はミー吉に私の事を「姉ちゃん」と言っていた。父も合わせていた。
いつの旅行だったか、父が
「もう今なぁ、姉ちゃん新幹線降りた頃やからな、もうすぐ帰るで」と言うと
それまでは部屋で居たのに、玄関に行って座っていたと言う。
そう言うのを聞いて私はなんて可愛い奴!!
普段は母の方になついているようだけれど・・・・・・
私が玄関を入ると・・・というより、インターホンを鳴らした時点でもうダダダっと
玄関に来ていた。
家に入ると、かばんやらお土産品やらをひとしきり匂った後(これを私たちは点検と言っていた)
遊べと言わんばかりに走りまわっていた。
「もう点検終ったん?片付けるよ~」
「嬉し、嬉し、やなぁ!あんなにあんたが帰ってきたら嬉しいんやなぁ」
私もそんなミー吉が愛しくて追いかけてやったものだ。
「おったら(居たら)喧嘩ばかりするのに、やっぱりあんたがええんやねぇ。私の時はあんな走りまわらんのに」
完全に母は嫉妬していた。
部下思いのミー吉であったのかな?

豆まきの豆を・・・・

ベッドで 夜遊び過ぎるんじゃないぃ?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・つづく・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
と言っても避妊手術のための病院でだけれど。
手術は一度「さかり」を迎えてからの方がよいと本に有ったがそううまくいくかどうか・・・・
けれど、それがまた、うまくいったのである!
いつもの日常でいつものように過ごしていたミー吉が
突然玄関マットの上にひれ伏して、いつもと全然違う鳴き声を発した。
夜の10時頃だったろうか?!
私も両親も一階で居てその変わりように驚き、
「どうしたん?!」
「どこか痛いのん?!」
父は「病院へ連れていけ!」と怒鳴る。
私もどうしたことだろうと不安もあったが、一方で、ご飯は食べているし・・・
でもどうしたん?!
夜だけれど、動物病院に電話をしてみたら親切な女性の方が応対してくれた。
状態を説明しご飯も排せつもできている、ただ、突然床にゴロゴロと変な泣き声で伏していると伝えると
・・・・・「あ、たぶんそれは【さかり】ですわ」
「は?!」と一瞬私は絶句し、直に「あーーそうなんですかぁ!」と胸をなでおろしたのだった。
「すぐに治まると思いますがもし違うといけないので往診しましょうか?」とも言ってくれたが
様子を見る事に。
「さかり」という状態を目の当たりにしたのは初めてであったので、そうか、こういう風になるのか?!と。
どれくらいの時間が経った後だったか、ケロンと、いつものミー吉に戻った時には
家族三人吹きだしたのであった。
が!!猫でも、「女」なのだ!
父の事は殴られたせいもありあまり好きではなかったのに、しばらくは父の後ばかり追いかけて行っていた!
それには へぇ~、人間の男でもいいんやぁ?と感心したものだ。
それからほどなくして病院へ連れて行く事になった。
念の為一泊しますと言われ次の日迎えに行くと
よたよたと頼りない歩き方、しょぼくれた表情・・・・
でも家に帰るとホッとしたのか、必死で?毛づくろいをしていた。
これが最初で最後のミー吉の外泊であった。
久しぶりに人間だけの家の中、妙に静かであったな。
一方部下である私は2004年にミー吉が来てから初めて家を空ける事になる。
これまた入院のためであった。
「みーちゃんに留守にする事ちゃんと言うて行きよ!」
と、母に言われ、一応「ちょっとね、1週間ほどおらんけどね、待っててね」位の事を言った記憶…
入院中、家に電話をかけると、母が
「ミーちゃんここにいるよ~声かけてやって」と言うので
「ミーちゃん!私よ~」
「なんか、怪訝そうな顔してるわ~」と母。
後は2006年のGWに初めて一人旅を決行した。
それから毎年行くようになった。2010年まで。
普段外食して夜遅くなる時もミー吉は寝ずに私を待っていた。
母からその様子を聞いたのであるが、玄関でじっとドアを見つめているそうだ。
「もうすぐ帰るからもう寝ときなさい」と言って「そうか~?」的に母の部屋で居たとか。
でも、私が帰るとぬ~っと玄関に出てきたりしていた。
帰ったんやねとでもいいたげな表情で、安心したのかそれからちゃんと眠りについていた。
旅行の時も玄関でじっと待っていたそうだ。
「今日はね、姉ちゃん帰らんからはよ、寝よ!」と母がいい聞かせていたそうだ。
母はミー吉に私の事を「姉ちゃん」と言っていた。父も合わせていた。
いつの旅行だったか、父が
「もう今なぁ、姉ちゃん新幹線降りた頃やからな、もうすぐ帰るで」と言うと
それまでは部屋で居たのに、玄関に行って座っていたと言う。
そう言うのを聞いて私はなんて可愛い奴!!
普段は母の方になついているようだけれど・・・・・・
私が玄関を入ると・・・というより、インターホンを鳴らした時点でもうダダダっと
玄関に来ていた。
家に入ると、かばんやらお土産品やらをひとしきり匂った後(これを私たちは点検と言っていた)
遊べと言わんばかりに走りまわっていた。
「もう点検終ったん?片付けるよ~」
「嬉し、嬉し、やなぁ!あんなにあんたが帰ってきたら嬉しいんやなぁ」
私もそんなミー吉が愛しくて追いかけてやったものだ。
「おったら(居たら)喧嘩ばかりするのに、やっぱりあんたがええんやねぇ。私の時はあんな走りまわらんのに」
完全に母は嫉妬していた。
部下思いのミー吉であったのかな?

豆まきの豆を・・・・

ベッドで 夜遊び過ぎるんじゃないぃ?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・つづく・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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