2013.02.28(Thu)
うちの家は木造二階建て・4LDK である。
私の部屋は二階。
一切の面倒は私が見ることなので、トイレもご飯の器、お水入れ等も私の部屋に置いた。
心配したトイレも、ホームセンターで買って準備できた途端にちゃ~んとそのトイレで
用を足した時には母と顔を見合わせて、
賢いねぇ!ちゃんとトイレでしたねぇ!教えもしないのに!って感激したのである。
きっと上司の家もトイレを用意してあげたら・・・・
上司も気になっているのかしょっちゅう猫はどうや?って聞いてきたけれど
ちゃんとトイレでしてますよ~と言うと、びっくりしてたっけ。
当時父もまだ仕事をしていた。もちろん私も。
昼間は母とミーちゃん2人きりなのだからどうしてもミーちゃんは母になつく。
おのずとご飯は母があげるようになっていく。
ニャァニャァと鳴けば、「ご飯か?ご飯要るの?」と与えるしで
ミーちゃんは母を『お母さん』と思うようになって行ったのだろうな。
最初あんなに反対していた母も、元々は動物嫌いではない事もあり
自分になつくミーちゃんに次第にと言うより、すぐに、ミーちゃん中心の毎日になっていったのである。
室内で飼う事・・・それは猫にとってどうなんだろう?
中学生の時、半野良の猫を世話した事が有ったけれど、猫について知らない事が多かった。
パソコンも無く、携帯も持っていなかったあの頃、飼い方とかの本を買ったり立ち読みしたりした。
室内飼いでも大丈夫とは書いてあったが、子供の頃にジャンプさせたり走らせたりするほうがよい、
土を踏ませた方が良い云々と書いてあったので
外に出す事もしよう・・・・・
母は外に野放しにするのは車も通るので危険!と言う。
帰ってこなかったらいかんから!
私は大丈夫よ~ちゃんと帰って来るわよと言いつつも、もしかの事を考え
犬みたいにリードを付けて散歩する事になったのだった。
犬と違って猫は気まま。歩くよりも辺りをクンクンと嗅ぎわけることの方が多い。
長い時間リードをもって外に居る事はできない時も多々あり、庭の木にくくりつけていたものだった。
面白いもので、母とは家の周りしか歩かないのに私が散歩させる時は門から出て道路を歩いたりするようになった。
その頃からかなぁ?
私がミーちゃんの前を歩いてほら、こっちよ!ってリードしようとすると、
「んぎゃぁ!」と怒り、急いで私の前に出る!
そう。
この頃からか?私はミーちゃんの部下になったようである。
家の中で遊ぶ相手は私の役目。
遊び盛りでやんちゃざかりの年頃、メスのくせにまるで人間の男の子のように悪戯をしたりする。
母に怒られた時は一応ちょっとシュンとする。
私にはちょっかいばかり出してくる。
よくお風呂からあがってバスタオル姿で洗面所から出てくる私を、ちょっと奥まった所に隠れて
素足の私にうりゃぁ!とばかりに飛び付いたりしたので
怒りながら追いかけてやったら喜んでいるようだった。
してやったり!と言う気分だったのだろうか?!
お陰で一応、レディのおみ足は傷だらけだったのである。
もちろん、手もしかり。
家の中も・・・
障子はもちろんのこと、ふすま、ソファはミーちゃんのいい遊び道具?となっていき
お客さんが来られたら、恥ずかしいくらいになっていったけれどそれも飼っているうちに
気にならなくなる・・・?
まるで腕白小僧・・・けれども憎めない・・・
そんなミーちゃんを私は「ミー吉」と言うようになった。
メスだけれど、面白い奴。
本人を呼ぶ時はミーちゃんだったけれど。
大人ばかりの3人家族、本来なら会話も少なかったけれど
ミー吉が来てからは、誰かが声を出している状態、
本人に言えばいい事をミー吉に
(母の事を)「うるさいやんなぁ」って言うようになったり、家の中でちょっとでも姿が見えないと
「どこいったん?!」と探しまわる始末。
すっかり家族の一員となり、笑いもある暮らしになったのであった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・つづく・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


写真上:うちに来た頃。私のベッドの上で。
写真下:私の部屋で。お気に入りのかごで遊んだ後。
デジカメも持ってなかったので・・・・・
私の部屋は二階。
一切の面倒は私が見ることなので、トイレもご飯の器、お水入れ等も私の部屋に置いた。
心配したトイレも、ホームセンターで買って準備できた途端にちゃ~んとそのトイレで
用を足した時には母と顔を見合わせて、
賢いねぇ!ちゃんとトイレでしたねぇ!教えもしないのに!って感激したのである。
きっと上司の家もトイレを用意してあげたら・・・・
上司も気になっているのかしょっちゅう猫はどうや?って聞いてきたけれど
ちゃんとトイレでしてますよ~と言うと、びっくりしてたっけ。
当時父もまだ仕事をしていた。もちろん私も。
昼間は母とミーちゃん2人きりなのだからどうしてもミーちゃんは母になつく。
おのずとご飯は母があげるようになっていく。
ニャァニャァと鳴けば、「ご飯か?ご飯要るの?」と与えるしで
ミーちゃんは母を『お母さん』と思うようになって行ったのだろうな。
最初あんなに反対していた母も、元々は動物嫌いではない事もあり
自分になつくミーちゃんに次第にと言うより、すぐに、ミーちゃん中心の毎日になっていったのである。
室内で飼う事・・・それは猫にとってどうなんだろう?
中学生の時、半野良の猫を世話した事が有ったけれど、猫について知らない事が多かった。
パソコンも無く、携帯も持っていなかったあの頃、飼い方とかの本を買ったり立ち読みしたりした。
室内飼いでも大丈夫とは書いてあったが、子供の頃にジャンプさせたり走らせたりするほうがよい、
土を踏ませた方が良い云々と書いてあったので
外に出す事もしよう・・・・・
母は外に野放しにするのは車も通るので危険!と言う。
帰ってこなかったらいかんから!
私は大丈夫よ~ちゃんと帰って来るわよと言いつつも、もしかの事を考え
犬みたいにリードを付けて散歩する事になったのだった。
犬と違って猫は気まま。歩くよりも辺りをクンクンと嗅ぎわけることの方が多い。
長い時間リードをもって外に居る事はできない時も多々あり、庭の木にくくりつけていたものだった。
面白いもので、母とは家の周りしか歩かないのに私が散歩させる時は門から出て道路を歩いたりするようになった。
その頃からかなぁ?
私がミーちゃんの前を歩いてほら、こっちよ!ってリードしようとすると、
「んぎゃぁ!」と怒り、急いで私の前に出る!
そう。
この頃からか?私はミーちゃんの部下になったようである。
家の中で遊ぶ相手は私の役目。
遊び盛りでやんちゃざかりの年頃、メスのくせにまるで人間の男の子のように悪戯をしたりする。
母に怒られた時は一応ちょっとシュンとする。
私にはちょっかいばかり出してくる。
よくお風呂からあがってバスタオル姿で洗面所から出てくる私を、ちょっと奥まった所に隠れて
素足の私にうりゃぁ!とばかりに飛び付いたりしたので
怒りながら追いかけてやったら喜んでいるようだった。
してやったり!と言う気分だったのだろうか?!
お陰で一応、レディのおみ足は傷だらけだったのである。
もちろん、手もしかり。
家の中も・・・
障子はもちろんのこと、ふすま、ソファはミーちゃんのいい遊び道具?となっていき
お客さんが来られたら、恥ずかしいくらいになっていったけれどそれも飼っているうちに
気にならなくなる・・・?
まるで腕白小僧・・・けれども憎めない・・・
そんなミーちゃんを私は「ミー吉」と言うようになった。
メスだけれど、面白い奴。
本人を呼ぶ時はミーちゃんだったけれど。
大人ばかりの3人家族、本来なら会話も少なかったけれど
ミー吉が来てからは、誰かが声を出している状態、
本人に言えばいい事をミー吉に
(母の事を)「うるさいやんなぁ」って言うようになったり、家の中でちょっとでも姿が見えないと
「どこいったん?!」と探しまわる始末。
すっかり家族の一員となり、笑いもある暮らしになったのであった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・つづく・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


写真上:うちに来た頃。私のベッドの上で。
写真下:私の部屋で。お気に入りのかごで遊んだ後。
デジカメも持ってなかったので・・・・・
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