2012.06.23(Sat)
職場は1時間単位で休みを取れる制度が有って
今までは病院がらみでばかり取っていた。
たまには「いい事」で使ってみたいと言う願望も有り、16時半で仕事を終えて
タクシーを拾って駅へと向かった。
久しぶりに贔屓のお店で二人でお酒を飲んで 珍しく、いや、お付き合いして初めて
調子悪くなった彼と終電近い時間にホームに向かっていた。
私は始終、彼の様子を気にしながら。


金曜日のせいか、人混みはまだ消えない中、
「○○方面行き快速電車が間もなく発車します」のアナウンス。
すると、駅までの道々寡黙だった彼が階段を走りあがった。
えぇ?!走れるの?!と驚き、
走ってはいけない体の私は、一瞬ためらったけれど、
今は痛みもないので彼の後を追って駆け上がる。
・・・間に合わないかもしれない・・・
まるで私が乗るのを待っていたかのように
私が乗った途端、ドアが閉まった。
満員の車両なのでドアにすがりつく体制で、
「走れるのね?!私、走ったらダメな体なんだけど」と
苦笑いしながら言った。
電車の外の、まだたくさん点いている都会のネオンを見ながら
なぜか フッと
ドラマのヒロインかにでもなったような気がした。
なぜだか自分でもわからないけれど、別に違う自分を演じているのではないけれど、
きっと彼と会っていると普段は隠れている?優しい気持ちが前面に出るので
我ながら、違う自分を発見する事も有るからだろうか?
単に、その、シチュエーションのせいだろうか?
彼を心配して私なりに気遣っていたのに、いざという時は、
私を振り返りもせず 走って行く・・・・
そんな彼・・・
必死で付いて行く私・・・
「(体調)大丈夫ね?」と言うと
「申し訳ない」 とひとこと。
「いや、そんなのはいいのだけど」
若くもない二人が、飲み歩いた後、深夜の電車に乗っている。
なぜか、
この日、職場を出てから彼と別れるまでの事が
本当に、不思議に、
ドラマのヒロインにでもなったかのように思った金曜の夜だった
今までは病院がらみでばかり取っていた。
たまには「いい事」で使ってみたいと言う願望も有り、16時半で仕事を終えて
タクシーを拾って駅へと向かった。
久しぶりに贔屓のお店で二人でお酒を飲んで 珍しく、いや、お付き合いして初めて
調子悪くなった彼と終電近い時間にホームに向かっていた。
私は始終、彼の様子を気にしながら。


金曜日のせいか、人混みはまだ消えない中、
「○○方面行き快速電車が間もなく発車します」のアナウンス。
すると、駅までの道々寡黙だった彼が階段を走りあがった。
えぇ?!走れるの?!と驚き、
走ってはいけない体の私は、一瞬ためらったけれど、
今は痛みもないので彼の後を追って駆け上がる。
・・・間に合わないかもしれない・・・
まるで私が乗るのを待っていたかのように
私が乗った途端、ドアが閉まった。
満員の車両なのでドアにすがりつく体制で、
「走れるのね?!私、走ったらダメな体なんだけど」と
苦笑いしながら言った。
電車の外の、まだたくさん点いている都会のネオンを見ながら
なぜか フッと
ドラマのヒロインかにでもなったような気がした。
なぜだか自分でもわからないけれど、別に違う自分を演じているのではないけれど、
きっと彼と会っていると普段は隠れている?優しい気持ちが前面に出るので
我ながら、違う自分を発見する事も有るからだろうか?
単に、その、シチュエーションのせいだろうか?
彼を心配して私なりに気遣っていたのに、いざという時は、
私を振り返りもせず 走って行く・・・・
そんな彼・・・
必死で付いて行く私・・・
「(体調)大丈夫ね?」と言うと
「申し訳ない」 とひとこと。
「いや、そんなのはいいのだけど」
若くもない二人が、飲み歩いた後、深夜の電車に乗っている。
なぜか、
この日、職場を出てから彼と別れるまでの事が
本当に、不思議に、
ドラマのヒロインにでもなったかのように思った金曜の夜だった
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