2012.01.07(Sat)
家も老朽化であちこちガタがきているこの頃
去年初めて「断捨離」という言葉も知って、その断捨離をしよう!と
なんせ、物があふれている我が家。
両親はなんでも置いておく世代だし、もったいないというのも有りで
私もあまり気にしていなかったけれど
これ、いざ、もしかマンション等に変る事になったりしたら...と思うと
それにもまして、家が負担かかってるかも?と言う思いもありで
捨て始めたのでした。
しかし
まだまだ物は溢れている。ちっともやり遂げたと言う感もせずにいるのですけど
押し入れに父が作った棚の上には今までに貰ったお返しとか引き出物とか
昔はデパートも結構いい粗品を出していましたよね。
そういうのが、もう箱とか包装紙がボロボロになっているけど使わずに奇麗に並べて置いてある。
台所の引き出しにも何これ?って言う物も有ったり
母がレシピを書きこんだミニミニノートが有ったり
私の幼稚園時代の?ステンレスの?お弁当箱が出てきたり
おちょこの山が出てきたり
それはそれはもうどれくらいの時間が片付けるのにかかるのだろう?というくらい....
けれども
これもすべて 我が家の歴史なんだろうなぁとしみじみとなる。
何気に過ごしてきている日々の中で
母が選んで買ってくれたお弁当箱。料理で使うこまごまとした道具類。
昔はこのお皿を良く使っていたなぁ
7・5・3の時の帯飾り。
おばあちゃんの形見の着物。
父が現役時代使っていた大きな大きな皮のスーツケース。
私が幼いころ手放さなかった、犬のぬいぐるみ。
お金の値打はないけれど
当時の思いが詰まっている物たち。
こんなちっぽけな家族でも
歴史なのです。
つまらないものばかりでも
生きてきた証なのです。
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