2010.07.30(Fri)

母が旅立った日。
朝から18時過ぎまでずっとそばに付いていて
父と交代をして
「じゃ、帰ってくるからね」と言って、もう随分と意識が朦朧としているなぁと思いつつ
病室を出たのでした。
夜中の3時半頃に携帯が鳴り・・・・・
ドキドキして出ると
「もう呼吸がおかしいし酸素の値が出てないから来た方がいい」と父に言われ
それまでにも3回呼び出しが有ったけれど 持ち直していましたが
なんとなく今回は…
慌てて車を飛ばして15分後くらいで駆けつけることができたのですが
間に合いませんでした・・・
最後の言葉は
「おとうさん、しんどい…」だったそうです。
痰?唾液?かでずっと酸素吸入していて言葉もちゃんと言えなかったのに
この最後の言葉はちゃんと聞きとれたそうです。
どうしてこんなに苦しまなければいけなかったのかと思うと
可哀そうでたまりません。
急変してからも
痛い、痛いと言い、それでも私を見て、毎日居るものだから
「夏休み?」って言ったと思うんです・・
あと、私の食事を気にしてか、「食パンあるの?」
もうひとつ、これは何を言いたかったのか・・・
「庭・・・」
「庭?どうしたん?庭がどうしたん?」と聞き返しても返事は無かった…
そして 亡くなる前々日だったか、、、
うつろな目を パッと見開いて
たぶん・・・こう言ったのだと思う、「ありがと」って・・・・・
そんな母も もう苦しみや痛みから解放されてホッとしているでしょうか。
今度生まれてくるときは 絶対元気な体で生まれてきてね

お疲れ様でした。
しあわせでしたか おかあさん

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